阪神・淡路大震災から21年

貴志です。

昨年の同じ日のブログでも、やはり震災に触れていましたが、今日で阪神・淡路大震災から21年を経過しました。

11日に成人式がありましたが、今年の新成人からは全員が阪神・淡路大震災以降の生まれになるそうです。

ふるさとの復興とともに 新成人にとって震災とは (神戸新聞NEXT)

上記の記事の中には、

「被災を経験していない僕らの世代は、地震の本当の恐ろしさを理解しにくい。」

「(震災について)現実味がない。」

「物心ついたときには街はきれいになっていた。」

という新成人の声も少なくなかったと紹介されています。

これらの率直な意見は、ある面では復興が順調に進んだことの表れとも言えるでしょう。

 

ところで、昨年、東北の復興支援のお仕事をされている方にお会いする機会があったのですが、次のような言葉が強く印象に残りました。

「東北は今、2つの“風”に困っている。」

そして、2つの“風”とは、「風評」「風化」だそうです。

 

過去の教訓を未来へ生かしていくために、正しい情報が伝えられていくことの大切さを改めて感じた一日になりました。

 

貴志 泰正

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