カテゴリー別アーカイブ: 弊社の設計事例

毎日放送(MBS)「住人十色」の“移住”特集でご紹介いただきました。

昨日6月6日(土)放送の毎日放送(MBS)「 住人十色 」で弊社がリノベーションの設計監理をしました「白浜の住居・事務所・客室」をご紹介いただきました。

今回は『アルジに学ぶ失敗しない移住のススメ』という特集の一例として、3年前の放送が再編集されていました。

お施主さんご夫婦からの近況のビデオメッセージもあり、移住を楽しんでくださっているご様子で嬉しかったです。

今年の営業は未定とのことですが、2階の2室を客室としてゲストハウスにもなっています。

 

(リンク)

ゲストハウス「コメット」和歌山 白浜 – デザイナーズ宿泊施設

「白浜の住居・事務所・客室」の紹介ページ

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「アーキテクチャーフォト」に掲載いただきました。

弊社が設計監理しました「 くらでくらす conversion of WAREHOUSE 」を建築メディア「アーキテクチャーフォト®︎」の特集記事でご紹介いただきました。

下記のリンクよりご覧いただけましたら幸いです。

(リンク)

貴志泰正+酒井克弥 / 貴志環境企画室による、京都・久御山町の、既存蔵を居住用途に改修した「くらでくらす conversion of WAREHOUSE」

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関西テレビ「ウラマヨ!」で設計事例をご紹介いただきました。

事前にこのブログで発信できなかったのですが、先週3月7日(土)午後1時から放送の関西テレビ「ウラマヨ!」にて、弊社の設計事例をご紹介いただきました。

「クイズ!その家まるごとまとめてハウマッチ」というなかなか生々しい企画でしたが、快くご出演くださったお施主さんに感謝しております。

あいにく撮影には立ち会えなかったのですが、楽しく拝見させていただきました。

3月7日(土) – ウラマヨ! – 関西テレビ放送 カンテレ

 

ご紹介いただいた建物は2016年にリノベーションが完成しました「白浜の住居・事務所・客室」です。

1階にご夫婦の住まいとデザイン事務所があり、2階の2室をゲストハウスにされています。

白浜の住居・事務所・客室」の紹介ページ

ゲストハウス「コメット」のウェブサイト

 

また、クイズのヒントのための参考事例として、昨年リノベーションしました「教室のある住宅」の写真もご紹介いただきました。

同じく、お施主さんにご協力いただき、感謝しております。

「教室のある住宅」の紹介ページ

 

M-1グランプリ王者のブラックマヨネーズさんの番組でご紹介いただけて光栄でした。

有難うございました。

 

株式会社 貴志環境企画室 貴志 泰正

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テレビ番組の撮影

弊社でリノベーションの設計監理をしました白浜の住居・事務所・客室 」をテレビでご紹介いただけるとのことで、先週末に撮影が行われました。

快く協力してくださったお施主さんへのご挨拶も兼ねて、家族でちょこっとお邪魔してきました。

番組が作られる過程を見せていただけて、貴重な経験になりました。

放送日などの詳細は後日改めてお伝えしますので、お楽しみに。

 

海を見渡せる抜群のロケーションだけに天候が気がかりだったのですが、幸いにも撮影が行われた2日とも晴れてくれまして、2階からは素晴らしい景色を眺めることができました。

 

しかし、少し暑かったのでしょうね。

その後、家族で訪れた「 アドベンチャーワールド 」ではパンダがへばっておりました。

 

貴志 泰正

 

「白浜の住居・事務所・客室」の紹介ページ

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幸せな時間 その1

少し前の話になりますが、1月7日(土)の午後に先代の貴志雅樹が設計した住宅を訪問させていただく機会に恵まれました。

弊社の連絡先の管理が悪く反省するばかりなのですが、一昨年に先代が亡くなった際には設計を依頼してくださった全ての方にご連絡することができませんでした。

この住宅にお住まいのお施主様にもこちらからお伝えすることができていなかったのですが、偶然ホームページをご覧いただいてお電話をいただいたのがきっかけとなり、この日が実現したのでした。

不義理をしておりましたのに、ぜひ家族一緒にと誘っていただき、母、妻、息子とともに4人で伺うことができました。

建物は鉄筋コンクリート造の2階建で、外観はコンクリート打ち放しです。

1984年の竣工ですから築30年以上になりますが、愛情を持って大切に住んでくださっていることを感じ、大変嬉しかったです。

リビングのソファーに座ってお話しさせていただいたのですが、上部の吹き抜けを通して家族の居場所がつながる心地よい空間でした。

また、竣工時の写真や披露パーティーのときに撮られたものなど、大切に保管されていた写真を見せていただいたり、お家のなかをご案内いただいたりと幸せな時間を過ごさせていただきました。

私だけでなく、家族にとっても貴志雅樹の仕事に触れられる貴重な時間になったようです。

 

さて、貴志雅樹はこの住宅を発表した雑誌(住宅建築1985年3月号)のなかで「多次元統辞の家」というタイトルの文章を書いています。

彼は、建築の形態が多様化するのに対し、その構成方法は機能から抜け出せずに一元的なままであると当時の状況を捉え、そこから逃れるための具体的な方法としての「多次元統辞法」を次のように定義しています。

 

多次元統辞法とは、多様性に対応するために形態が多様化したように、建築の構成法も多様な脈絡に合せて多次元で対応させ、数種類の構成法を一つの建物の中で採用するという方法である。

 

そして、多次元の構成方法にまで発展していないとしながらも、二種類の構成方法を異なった次元で創り出して一体化したものであるとして、この統辞法の具体例としてこの建築を説明しています。

 

コンクリート打放しのラーメン構造と壁式構造で構成する。ラーメン構造は、空も含めた外部のエレメントを、梁・柱のフレームで切り取り内部に引き入れる装置とし、フレーム間の間仕切壁は、ガラスを用い、内外空間の一体化をはかる。このフレームを敷地にセットした後に、フレームを囲む形で壁を建ててゆき、機能的に必要な空間を確保してゆく。また壁構造の壁は、外部に対応する表情をもたせるため、内部との関係性をできるだけ希薄にし、四面を異質な様相にした。

 

この建築が竣工したとき、先代の貴志雅樹は35歳。

奇しくも、息子である私も現在35歳です。

父のように自身の設計を通して何かを発信することはまだできていませんが、このような恵まれた環境にいることに感謝し、この日のような体験をしっかりと設計をするうえでの糧としていきたいと思います。

ご招待くださったお施主様に心よりお礼を申し上げます。

本当に有難うございました。

 

貴志 泰正

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ホームページに新しいプロジェクトを追加しました。

弊社ホームページ内 Works の project のページに新しい計画を追加しました。

「 Terraced Playground 」と名づけました棚田や段々畑のように園庭が立体的に連なる保育園の計画です。

http://www.mkishi.com/works/project/terraced_Playground.html

都市の限られたスペースのなかで保育園として必要な面積を確保しつつ、周辺の住宅に対して外観のボリュームを抑えることと室内からも外部を一体的に感じられることを目指して生まれた形です。

ご覧いただけましたら幸いです。

terraced_playground-top

terraced_playground-06

terraced_playground-05

 

株式会社 貴志環境企画室

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新年会は「はしご酒」

貴志です。

仕事始めは明日ですが、急ぎの仕事があり、今日から事務所に出ました。

(昨日もチラッと物を取りに寄りました。)

今日から新年の仕事をスタートされているところも多いようで何度か電話も鳴りまして、早速明日打合せの予定がひとつ入りました。

 

夕方は早めに切り上げて、同世代の建築家さんとの新年会へ。

お互いの近況報告や今後の展望など、いろいろな話ができて有意義な時間を過ごせました。

17時から飲み始めて、1軒“はしご”して21時過ぎにお開き。

「はしご酒」で思い出しましたが、以前に「はしご酒」という名の屋台(?)をデザインして、杉コレクションという宮崎県で行われていたデザインコンペで1次審査を通過したことがあります。

はしご酒

同時に応募した「 屋台骨 」は最終審査に進んだのですが、危険なためか「はしご酒」は2次審査通過はなりませんでした。

まあ、酔って上り下りすれば、間違いなく転げ落ちるでしょうね…。

 

さて、話は戻りまして、新年会からちょうど自宅に帰り着こうかというときに携帯電話に着信があり、有難いことに明日の予定がもうひとつ入りまして、幸先よい仕事始め前日となりました。

ご連絡をいただけることに感謝し、気を引き締めて、明日から頑張ります。

本年も宜しくお願いいたします。

 

貴志 泰正

 

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NHKドラマ10「わたしをみつけて」

貴志です。

ある日、妻が偶然テレビドラマのエンドロールを観ていて、私の仕事に関係する社会福祉施設が出ていたのではないかと教えてくれました。

そのドラマとは、11月24日午後10時より全4回にわたってNHK総合で放送された『わたしをみつけて』で、同タイトルの中脇初枝氏の小説が原作です。

児童養護施設で育った准看護師の主人公が、家族や医療の問題につまづきながらも自分の本当の居場所を見つけていく姿が描かれています。

わたしをみつけて | NHK ドラマ10

出演 : 瀧本美織 鈴木保奈美 溝端淳平 本田博太郎 古谷一行 など

そして、弊社が設計監理させていただいた児童養護施設善照学園さんが撮影協力・演出考証をされたそうです。

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児童養護施設は主人公の回想シーンに登場したため、弊社が関わった小規模グループケア棟は映りませんでしたが、学園内の坂道や園庭など、見覚えのある風景が映し出されました。

善照学園小規模グループケア棟

クライアントが出るかもしれないということで観はじめたドラマでしたが、主人公の成長を通して子供が育つ環境や医療についていろいろと考えさせられた非常にいいドラマでした。

原作の小説も是非読んでみたいと思います。

 

貴志 泰正

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住宅設計実績集

貴志です。

弊社の事務所は、先代の貴志雅樹の設計でプレハブ倉庫をリノベーションした建築(RESTRUCTURAL CAGE)の2階に入っているのですが、外観からはどのような用途なのか判断しづらいです。

飲食店や小売店では建物の姿がそのまま用途を表しているからこそ来客があるわけで、何をやっている場所か伝える意味も込め、2ヶ月ほど前から弊社の住宅の設計実績をまとめたパンフレットを設置してみました。

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25部置いたものの、最初はなかなか減らなかったのですが…。

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気づけば、残り4部になっていました。

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というわけで、初めての補充。

どなたにご覧いただけているのかはわかりませんが、今後ご縁がつながることを願っております。

 

貴志 泰正

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ネーミング

貴志です。

建築家が世間に対して自身が設計した建築を発表する場合、便宜上それに名前をつける必要が出てきます。

名前のつけ方は建築家さんによって様々で、その人の建築に対する姿勢が見られる部分でもあります。

 

さて、私の場合、先日ご紹介した屋台に「屋台骨」と名づけるなど、つい言葉遊びやダジャレに走ってしまいがちです。(特にコンペの応募案の場合、その傾向が強くなる気がします。)

先代の貴志雅樹はあまりこういうことはしなかったはずなのにまずいかなあと考えていたところ、それに近い例が見つかりましたので、ご紹介します。

それが、1997年に竣工した「ONE BOX 家(カー)」シリーズです。

個人のシェルターであり、個人の部屋という領域を拡大していくことにより生まれた“ONE BOX CAR”のような家という意味でのネーミングです。

 

ONE BOX 家 Ⅰ

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ONE BOX 家 Ⅱ

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コンセプトや自身の姿勢を打ち出すという意味で、ネーミングや用いる言葉は大切なものだと感じています。

慎重に、丁寧に、ふさわしい言葉を見つけ出せるよう努めたいと考えています。

 

貴志 泰正

 

ONE BOX 家 Ⅰの紹介ページ

ONE BOX 家 Ⅱの紹介ページ

 

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