月別アーカイブ: 2015年6月

引越しコラムの第6回が掲載されました。

本年より月に1回、引越し一括見積り・比較サイト「引越しAじぇんと」にて貴志泰正がコラムを執筆させていただいています。

第6回である今回は、「引越し時の不用品・不要品について」というタイトルで書かせていただきました。

不要品を再利用した例として、弊社の設計事例も紹介させていただいています。

ご覧いただけましたら幸いです。

 

引越し一括見積り・比較サイト「引越しAじぇんと」のページ

引越しコラム第6回のページ

ライター貴志泰正の紹介ページ

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お知らせ

本日6月9日(火)は遠方へ出張のため、臨時休業とさせていただきます。

お急ぎの御用のある方は事務所へお電話をいただけましたら貴志泰正の携帯電話へ転送されますので、お話しいただけます。

勝手なことでご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願いいたします。

株式会社貴志環境企画室

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アーキソシエイツの建築家住宅展に出展しました。

6日(土)、7日(日)の2日間、千里朝日阪急ビルA&Hホールにて開催されました㈱アーキソシエイツの建築家住宅展に出展しました。

たくさんの方々にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

 

貴志環境企画室

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ロクロクソウ

貴志です。

久々に「屋台骨」の話題です。

「二代目屋台骨」は完成後約1ヶ月、自宅のマンションのベランダで保管しておりました。

15.05.03

このたび、といっても随分前の話になるのですが、家庭内で少々冷たい視線を感じたこと、横殴りの雨がかかるという半屋外の環境がよくないであろうことから、新たに居場所を確保いたしました。

その名も「ロクロクソウ」です!!

えっ!?六麓荘!?

関西が誇る芦屋の高級邸宅街に居場所が見つかったのでしょうか。

残念ながら(予想通り!?)、違います。

2015-05-15 14.01.36

2015-05-15 13.59.39

自宅の近所でコンテナ倉庫を借りまして、そこで保管しています。

倉庫の番号が偶然66番

すなわち、「66倉」「ロクロクソウ」というわけです。

またダジャレかと言われそうですが、6月6日の投稿ということで、お許しを(?)。

 

貴志 泰正

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モダニズム・ノート(8)

・合目的性(ツベックメーシヒカイト)

「Zweek」という単語は直接的な物質の要求を満たすもの「実用性」を意味するだけではなく、内なる有機的な目的ないしは宿命―サリバンの使った意味での「機能」-という意味でも使われていた。(使用例1925年のヒューゴ・ヘーリングの文章「形態へのアプローチ」)

 

・カントが美的なもののカテゴリーから特に目的を排除していたことからすれば、「実用性」は芸術を成り立たせているものについての理解に大きな転換を生じさせたことを暗示している。Gグループとして知られる1920年代のベルリンの左翼建築家サークルにとって、合目的性の強調は重要な関心ごとであった。

 

・ミースは「機能偏重」の建築に批判的な立場をとり、機能に注意を払うことは美の前提条件ではあるが美に至る手段そいのものではない。(1930年「美しく実用的に建てよ!冷たい機能性{Zweckmassigkeit}に終わりを」)

 

・  1926年「現代の機能的建物」{Der modern Zweckbau}アドルフ・ベーネ

ライトの住宅だけが「住人たちの最も基本的な機能に立ち戻ることによって、生に直接根ざした・・・ポジティブな即物性」この判断基準こそ、即物的な建築の特質を規定している。

 

貴志 雅樹

(完)

 

※「モダニズム・ノート」は貴志雅樹が生前自身のブログに綴ったものを再構成したものです。

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モダニズム・ノート(7)

歴史的に考えるならば、「機能」という言葉には、1930年頃までは少なくても五つの異なる用法を特定することができる。

 

5.ドイツ語の「sachlich」(即物的)「zweckmassig」(合目的的)「funktionell」(機能的)の訳語としての「機能的」

 

・即物性(ザッハリヒカイト)

文字通りには「事物性」を意味し、英語やフランス語に対応する語がない。その意義は、1880年代90年代にドイツとオーストリア建築家たちを席巻した「リアリズム」についての論争の文脈上にある。ドイツ語圏では「リアリズム」という言葉は構築的な合理主義を意味した。近代的な土木工事に最も明瞭に見られるような構造の力学的表現である。ヘルマン・ムテジウスのよると、即物性という言葉は、反装飾的な、非貴族的な、土地伝来なものに基盤を置く、日常の事物の中に見出される、合理的な、科学的な、実用的な、生来的な、近代的な、などの多くの意味を持った。そして1920年代までにはモダニズム文化のあらゆる側面に適用され、ワイマール・ドイツではほとんど「モダニズム」の同義語にまでなった。新即物主義は、非=表現主義的な近代芸術の総称だったのである。

 

貴志 雅樹

 

※「モダニズム・ノート」は貴志雅樹が生前自身のブログに綴ったものを再構成したものです。

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建築家住宅展に出展します

今週末の6日(土)、7日(日)の2日間、千里朝日阪急ビルA&Hホールにて開催されます㈱アーキソシエイツの建築家住宅展に出展します。

お越しいただけましたら幸いです。

 

開催日時   2015年6月6日(土) 11:00 〜 18:00 ・ 6月7日(日) 10:00 〜 18:00

開催場所   A&Hホール(千里朝日阪急ビル低層4階) 大阪府豊中市新千里東町1丁目5番3号

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モダニズム・ノート(6)

歴史的に考えるならば、「機能」という言葉には、1930年頃までは少なくても五つの異なる用法を特定することができる。

4.「用途」を意味する「機能」

ある建物やその部分に定められた活動を記述するものとして「機能」という言葉が使われることが現在では珍しくないが、二十世紀以前には思いのほか稀であった。

 

貴志 雅樹

※「モダニズム・ノート」は貴志雅樹が生前自身のブログに綴ったものを再構成したものです。

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