貴志です。
8日(日)も、奈良へ出かけてまいりました。
吉野の翌日は御所(ごせ)です。
弊社が設計監理を行いました「大和棟と大和塀のある古民家」へ行ってまいりました。
有難いことにこの建築で2つの賞をいただくことができましたので、その御礼と賞状・盾をお届けするという名目で、お施主さんの御厚意に甘えて以前からこの建築を見たがっていた家族(母、妻、息子)と根塚君の計5名でお邪魔してしまいました。
父の通夜にも駆けつけていただき大変有難かったのですが、この日も父と私が関わった建築を家族に見せられる機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
母とも妻とも共通の知り合いがいることがわかるなど、御縁というのは不思議なものだなあと思います。
ゆっくりと工事中の思い出話も交えながら建物の内外を御案内いただき、大切に使っていただけている様子が感じられて嬉しく思いました。
また、母はクスノキの木が好きでして、建築だけでなく大木を見られたのも嬉しそうでした。
息子はその大きさにビックリしていたかもしれません。
さて、今日はこの古民家にゆっくりいられただけでもとても素敵な時間だったのですが、
他にも2ヶ所プチ観光してきました。
1つは少し早く着いてしまいそうでしたので、到着前に近くにある「葛城一言主神社」へ。
境内には樹齢650年のムクロジ、そして、樹齢1200年の有名な銀杏の木(乳銀杏)がありました。
もう1つは帰り道に同じ「大和棟」つながりで、村野藤吾氏設計の「橿原神宮前駅」へ。
この地域の民家の形式をモチーフに、現代建築の駅舎へとまとめ上げられていました。
お施主さんからはとても美味しそうなお土産を頂戴し、食べるのが楽しみでなりません。
そして、このブログを読んでくださっていることも知り、大変嬉しかったです。
是非いただいたお土産でグルメブログを書かせていただきますね。
有難うございました!!
貴志 泰正