新高岡駅高架下利便施設 現場見学会 のお知らせ

酒井です。今回は回顧展関連企画の紹介です。

3月21日土曜日の13:00から15:00の回顧展シンポジウム「貴志雅樹が残したもの」と、16:30~の「貴志雅樹教授を偲ぶ会」については、既にフライヤー等でも告知しておりますが、当日はもうひとつ、午前11時から30分程度、「新高岡駅高架下利便施設 現場見学会」を企画しています。

見学していただく「新高岡駅高架下利便施設」は、北陸新幹線が開業した新高岡駅の高架下につくられた観光案内所、待合所、伝統工芸品ショップ&ギャラリーです。富山大学の貴志、横山研究室で設計に取り組みました。基本設計まで貴志先生と一緒にやり、実施設計、現場管理は監修してもらいました。当日は一般公開されていない2階のスペースも見られるそうです。

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ご覧の通り、新幹線の線路の高架下に差し込まれたような建物ですので、建物の内部にコンクリートの土木柱が現れてくるのですが、帯状の壁柱をランダムに並べるように建物を構成することで土木柱の存在感を緩和しようというのが基本的な考え方です。

新高岡駅 中廊下新高岡駅 観光案内所新高岡駅 南北自由通路

最後の写真は新高岡駅の南北自由通路ですが、参加を希望される方は、右側に写っている前田利長の大兜(全長4m)の前に3月21日土曜日の午前11時に集合してください。予約は必要ありませんので、シンポジウムにこられる予定の方は是非こちらもご参加ください。

 

酒井克弥

 

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やってしまいました…。

貴志です。

3月中旬のイベントといえば、ホワイトデーですが…。

完全に忘れていました。

翌日の3月15日に気づきました。

ホワイトデーにはバレンタインデーにチョコレートをくれた義母が我が家に来てくれていたにもかかわらず…。

しまった…。

お義母さん、ごめんなさい。

 

今年は例年にない事情でバタバタしていましたので、誰からも責められることはなかったのですが…。

いやあ、今後は気をつけなければいけません。

ブログに書くことでホワイトデーの失態を白日のもとにさらしてしまったわけで、来年同じことをやってしまうと反省が嘘だったと思われそうでこわいです。

(正直なところ、今日一番書きたかったのは上の一文の言葉遊びです。もちろん反省はしています。)

 

貴志 泰正

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引越しコラムの第3回が掲載されました。

本年より月に1回、引越し一括見積り・比較サイト「引越しAじぇんと」にて貴志泰正がコラムを執筆させていただいています。

第3回である今回は「故人の荷物整理について考える。と題して、最近の経験をもとに書かせていただきました。

ご覧いただけましたら幸いです。

 

引越し一括見積り・比較サイト「引越しAじぇんと」のページ

引越しコラム第3回のページ

ライター貴志泰正の紹介ページ

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回顧展、はじまりました。

酒井です。昨日より、富山大学高岡キャンパスのつままホールで貴志雅樹回顧展を開催しています。

展示品は、生前に退官記念作品集のために貴志先生本人に選んでもらった作品に加え、写真・図面・文章などの十分な資料が残っていた作品、あわせて38の建築作品をパネルにまとめたものを中心に、いくつかの作品は傍に模型と原図も並んでいます。

それらを初期(独立から阪神淡路大震災以前)、中期(阪神淡路大震災以降から富山大学赴任以前)、後期(富山大学赴任以降)と、貴志環境企画室と相談し大きく三つの期間にわけて展示しています。

作品集に寄稿してくださった難波和彦氏と竹原義二氏の文章もはじめに展示しておりますので、併せてご覧いただければ貴志先生の建築をより理解していただけると思います。

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まだ展示が始まったばかりですので今日は設営が終わった状態の写真だけ紹介させていただきます。パネルの作成や設営に協力してくれた学生のみなさんありがとうございました!

 

酒井克弥

 

※ありがたいことに大阪でも「貴志雅樹を偲ぶ会」を開催しようとのお話があり、計画を進めております。

故人が御世話になった方々には改めまして御案内させていただく予定ですので、何卒宜しくお願いいたします。

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文章を書くこと

貴志です。

有難いことに、今年から月に1回、引越し一括見積り・比較サイト「引越しAじぇんと」にてコラムを執筆させていただいています。

それに先立って、昨年の12月より根塚くんと交代で毎日このblogを更新するようになり、以前よりは文章を書く作業に慣れてきた気はするのですが、やはり嘘や間違えたことは書けませんし、読まれる方の気分を害する内容でないかについても注意が必要です。

というわけで、文章を書く量は増えたものの、書くスピードはあまり速くなっていないのがつらいところです。

ただ、そうは言いながら、それでいいのかもしれないという気もしています。

 

「建築」・「設計」に対する姿勢も同様に、さまざまなことへ配慮し、慎重に丁寧に進めていきたいと思います。

 

引越し一括見積り・比較サイト「引越しAじぇんと」のページ

貴志泰正の連載のページ

ライター貴志泰正の紹介ページ

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3.11

貴志です。

東日本大震災から4年が経ちました。

私は当時週に1回保育園の工事監理に通っていた東京で、その瞬間を迎えました。

そのときに感じた揺れと恐怖は、阪神・淡路大震災のときに大阪で感じたそれよりはるかに大きく、間違いなく震源は関東周辺だろうと思ったのですが…。

一大事だということで、その日の定例会議は中止。

しばらくして、震源が東北だと知るにつれて、ことの重大さがわかってきたことを記憶しています。

 

喉元過ぎれば熱さ忘れるという言葉がありますが、1.17とともに今後も3.11を自分が建築の仕事をする上での責任について考える日にしなければいけないと考えています。

 

貴志 泰正

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奈良ツアー2日目 (御所)

貴志です。

8日(日)も、奈良へ出かけてまいりました。

吉野の翌日は御所(ごせ)です。

 

弊社が設計監理を行いました「大和棟と大和塀のある古民家」へ行ってまいりました。

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有難いことにこの建築で2つの賞をいただくことができましたので、その御礼と賞状・盾をお届けするという名目で、お施主さんの御厚意に甘えて以前からこの建築を見たがっていた家族(母、妻、息子)と根塚君の計5名でお邪魔してしまいました。

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父の通夜にも駆けつけていただき大変有難かったのですが、この日も父と私が関わった建築を家族に見せられる機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

母とも妻とも共通の知り合いがいることがわかるなど、御縁というのは不思議なものだなあと思います。

ゆっくりと工事中の思い出話も交えながら建物の内外を御案内いただき、大切に使っていただけている様子が感じられて嬉しく思いました。

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また、母はクスノキの木が好きでして、建築だけでなく大木を見られたのも嬉しそうでした。

息子はその大きさにビックリしていたかもしれません。

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さて、今日はこの古民家にゆっくりいられただけでもとても素敵な時間だったのですが、

他にも2ヶ所プチ観光してきました。

1つは少し早く着いてしまいそうでしたので、到着前に近くにある「葛城一言主神社」へ。

境内には樹齢650年のムクロジ、そして、樹齢1200年の有名な銀杏の木(乳銀杏)がありました。

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もう1つは帰り道に同じ「大和棟」つながりで、村野藤吾氏設計の「橿原神宮前駅」へ。

この地域の民家の形式をモチーフに、現代建築の駅舎へとまとめ上げられていました。

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お施主さんからはとても美味しそうなお土産を頂戴し、食べるのが楽しみでなりません。

そして、このブログを読んでくださっていることも知り、大変嬉しかったです。

是非いただいたお土産でグルメブログを書かせていただきますね。

有難うございました!!

 

貴志 泰正

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奈良ツアー1日目 (吉野)

貴志です。

この週末は、2日続けて奈良へ行ってまいりましたので、そのレポートです。

 

まず、7日(土)は「Re:吉野と暮らす会」さん主催の第4回吉野貯木まちあるきに。

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今回はワークショップや、飲食の出店、木の小物の販売、見学会など、盛りだくさんの内容で、あいにくの雨にもかかわらずたくさんの方が来られていました。

私も妻と息子の3人で遊びにいかせてもらったのですが、家族で来られている方が多くて、和やかな雰囲気でした。

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しかし、ふだん大阪で生活している私にとっては、街に当たり前のように大きな材木が置かれている様子を見るだけで興奮してしまいます。

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吉野中央木材さんの会社の裏にある「ちょぼくハウス」では、吉野杉の木桶で作られたお酒「百年杉」の試飲が行われていました。

あいにく車で行きましたので飲めなかったのですが、このお酒は杉の香りがしてとても美味しいんですよね。

息子が退屈するだろうと玉子形の桧がたくさん入ったプールを持ってきてもらったのですが、喜んで入っていたのは大人の私の方でして…。(ツボが刺激されて気持ちよかったです。)

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プールから出た息子はおもちゃに背を向け、お酒の試飲に参加(?)しておりました。

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このお酒、作られた年によってお味が違うそうで、飲み比べをされていました。

息子が自分が生まれた2013年製を薦めていたのかは不明ですが、木桶の違いという人間がコントロールできない部分で味が変わるというのは面白いですね。

不揃いな良さが忘れられがちな現代にあって、こういう物づくりは素敵だなと思いました。

 

15時からは雨の貯木を歩いて、阪口製材所さんが運営されているモデルハウス「吉野サロン」と「吉野STYLE」にお邪魔しました。

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全て吉野の木で作られているそうで、皆さん興味津々で見られていました。

私にとっても、設計の細かな工夫や配慮など勉強になることが多く、時間が足りないくらいでした。

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下の写真はキッチンの下で光があたらない部分とその他の部分を比較したものですが、日に焼けている部分の方が美しく感じました。

モデルハウスを案内をしてくださった阪口さんが、「経年変化(劣化)」ではなく「経年美化」だとおっしゃっていたのが印象に残りました。

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16時にちょぼくハウス完成記念の「餅まき」が行われ、イベントはお開き。

楽しくて、勉強になる吉野ツアーでした。

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お餅は翌朝美味しくいただきました。御馳走様でした。

 

貴志 泰正

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貴志雅樹回顧展

はじめまして、富山大学 貴志研究室の酒井克弥です。

貴志環境企画室のブログに突然登場したのはなぜなのかといいますと、貴志先生の勤務していた富山大学高岡キャンパスでは、現在、3月14日から開催予定の貴志雅樹回顧展の準備が進行中です。大阪を拠点に活動していた貴志先生にゆかりのある方は特に関西に多いと思いますが、富山にまで来ることはなかなか大変ですので、ここで設営準備や会場の様子など少しでもお伝えしていけたらよいと思っています。

今回は、富山大学芸術文化学部のGEIBUN GALLERYでキュレーターをされていて、貴志先生とも親交のあった羽田純さんにデザインしてもらったフライヤーが出来上がりましたので紹介したいと思います。

貴志雅樹回顧展 フライヤー1

貴志雅樹回顧展・シンポジウム フライヤー2

あわせて3月21日(土)に、建築家・貴志雅樹の教育者としての業績を振り返るシンポジウムと、1枚目の写真に写っている、富山大学の研究室で設計した「木津の庄コミュニティセンター+公園」において貴志先生を偲ぶ会を企画しておりますので、ぜひ多くの方にご参加いただけたらと思います。

 

酒井克弥

 

 

※ありがたいことに大阪でも「貴志雅樹を偲ぶ会」を開催しようとのお話があり、計画を進めております。

故人が御世話になった方々には改めまして御案内させていただく予定ですので、何卒宜しくお願いいたします。

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めろんぐみ

貴志です。

またまた変なタイトルですみません。

来年度から長男が入園する保育園の1歳児クラスの名前が「めろんぐみ」だそうです。

加茂紀和子氏・曽我部昌史氏・竹内昌義氏・マニュエル=タルディッツ氏の4人の建築家からなる「みかんぐみ」という有名な設計事務所がありますが、事務所名の由来はメンバーのお子さんが通っていた保育園のクラス名だそうです。

親しみやすくて覚えやすい名前ですよね。

みかんぐみウェブサイト

だからと言って、弊社が「めろんぐみ」に改称するわけではございません。

念のため。

 

貴志 泰正

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