貴志です。
2014年も残りわずかですね。
なかなか手がまわらず仕事納め後も大掃除継続中ですが、
すぐに本や書類で散らかってしまいがちなのですが、
貴志 泰正
貴志です。
寒くなりましたね。
さて、一昨日のクイズの答えです。
というわけで、答えは「足湯たんぽ」という製品でした。
保温素材のクロロプレンゴムを厚さ1センチの空洞壁にしてからブーツの形に縫ってあり、空洞のなかにお湯を注ぐことで約2~3時間心地よい温かさを持続してくれます。
(写真のオレンジ色の部分はお湯の注入・排出穴のキャップです。)
写真のように両足をこの中に入れることで、かなり温かくなります。
ちなみに、一緒に写りこんでいる指先が出た手袋もデスクワーク時の必需品です。
いずれもエネルギー消費を抑えた冬の暖房手段かなと考えています。
寒い事務所ですが、「頭寒足熱」を心がけて設計を頑張ります!
貴志 泰正
貴志です。
10月いっぱいで長年事務所で経理を担当してもらっていた青野さん(現在の姓は秋山さん)が退職して、お家のある愛媛へ帰られました。
というわけで、先月から私が設計や工事監理の傍ら「経理」の業務も引き継いで行うことになりました。
今までも請求書の作成や領収書の発行、資金繰りなど、お金に関することも行ってはいましたが、実際に帳簿をつけてみると(というほど偉そうなものでもないですが…。)今まで把握できていなかったことが少しずつわかってきている気がします。
税金や社会保険についてもあまり理解していませんでしたし、いい勉強になっています。
(今もそう理解できてはいないと思いますが…。)
そして、気づくのが遅いですが、青野さんがこれまで丁寧にお仕事をしてくださっていたことも同時にわかってきました。
喜寿を超えたお年でExcelで数字を打ち込まれていた努力には頭が下がります。
青野さん、改めまして、今まで有難うございました。
貴志 泰正
今日はいつも御世話になっているレンガ・タイルのメーカーの営業担当の方が事務所に来られました。
(といっても、最近は大量にレンガやタイルを使えるケースは少ないのですが…。)
このメーカーさんは大阪支店長さんをはじめ、営業担当の方もレンガ・タイルへの愛情が凄いです。
まさに営業マンの鑑!!
さて、今日来られた理由ですが…。
先日、新製品の紹介に来られたときに話の流れから事務所にある洋書をお見せしたところ、非常に興味深く見られていたので、こちらも嬉しくなって是非ゆっくりご覧くださいとお貸ししたのでした。
ちなみに、本の内容はbrick(レンガ)を使った建築の国際コンクールの入賞作品を集めたもので、日本人の建築家さんの設計した入賞作でそのメーカーさんのレンガが使われていました。
その返却に来られたわけですが、私にはレンガのプロの方が気になったページがどこか教えてもらうという楽しみがありました。
答えはこのページでした。
「透かし積み」と言われる積み方がされているのですが、隙間の間隔が一定ではなく、変化していっています。
社内でこんな製品を作りたいという話が出たとのこと。 是非とも商品化していただきたいものです。
そして、この洋書を会社で購入することになったそうです。
やっぱりこのメーカーさんのレンガ愛はすごいです!
貴志 泰正
貴志です。
今日は弊社で設計監理した建築が最終選考作品に残っているとのことで、「奈良県景観調和デザイン賞」の公開審査会の観覧に行ってまいりました。
今回で16回目となるこの賞は、2年ごとに奈良県内の景観に調和した建物やまちなみを表彰しています。
審査委員は関西の著名な建築家さんや、大学教授、写真家さんなど豪華な顔ぶれで、人によって異なる視点や緊迫したやりとりが面白くてあっという間に時間が過ぎました。(と言っても、実際はある理由でそれどころではなかったのですが…。)
「景観」・「調和」・「デザイン」とキーワードが3つあることに加え、立地条件や用途の異なる建物を新築・改築・改装といった区別なく審査するので、何に比重を置いて審査するかが難しいようでしたが、議論を重ねながら賞が決定していく過程は見ごたえがありました。
会場となった今井まちなみ交流センター「華甍」は奈良県橿原市の今井町という伝建地区にあります。
審査会終了後、ぶらりと周辺を散歩してから帰路につきました。
夕方の空がきれいで、心が落ち着くひとときでした。
さて、肝心の結果ですが、まだ公表してはいけないそうですので、改めて続編を書きたいと思います。
お楽しみに。(もったいぶってスミマセン。)
貴志 泰正
貴志です。また高校に関する話になってしまうので、いい年して高校にばかり遊びにいっているようですが、普段は事務所で真面目に仕事をしております、多分…。
さて、2週間以上前の話になりますが、8日(土)に母校の大阪府立天王寺高校で開かれた1年生を対象とした社会人講演会で約10名の様々な職種の講師の一人として自身の仕事の話をさせていただきました。
御縁があって(西田辺の焼鳥屋さんで飲んでいたおかげで)声をかけていただき、非常に貴重な経験ができました。
今日、私の話を聞いてくれた生徒の感想の一部が届いたので、早速読ませてもらいました。
自分が高校一年生のときにこんなしっかりとした意見を書けたかなあと恥ずかしくなりながら…。
先生が気を遣って私が喜ぶものを選んでくださったのだと思いますが、嬉しい言葉をたくさん書いてもらって感無量です。
有難うございます。
そして、出来の悪い先輩に気を使ってくれたのか、大人の対応をしてもらってしまいました。
「日々の積み重ねが大事だと伝えてもらった」と書かれているので、さぞかし立派な話をしたかのようですが、私の話は部活に夢中で勉強していなかったら3年生のときに授業が全くわからなくなったというもの。
反面教師ってやつでしょうか!?
今回話をするにあたって高校1年生だった頃を振り返ってみたのですが、私自身はまだ進路について具体的なイメージを持てていませんでした。
ですので、進路や目標を決めている人だけでなく、迷っている人やまだ考えたくない人にも興味を持ってもらえるような話をしたいと思って臨みました。
また、せっかく建築の設計をしているので視覚的に何か見てもらえたらと思い、スライドを準備しました。
伝えたいことが次々と出てきて、150枚を超える数になってしまい、後半駆け足になってしまったことが反省です。
(思いのほか高校時代の話へのリアクションがよかったので、つい調子に乗ってしまいました…。)
私の教室についてくださった担当の先生(高校の2学年上の先輩)のご厚意に甘えて、時間を延長して最後まで話をさせていただきました。
事前の準備から大変御世話になりまして、有難うございました。
嬉しかったことや上手くいったことだけでなく、悔しかったことやつまずいたことも正直にお話ししたつもりです。
話の最後に座右の銘といいますか、自分が大切にしている言葉を2つ伝えてまとめにさせてもらいました。
やや矛盾する組み合わせかもしれないのですが、
「人間万事塞翁が馬」
「意志あるところに道あり ( Where there is a will, there is a way.)」
の2つです。
感想を読ませてもらって興味深かったのは、進路を決めている人とそうでない人でどちらの言葉が印象に残ったかが異なることでした。
どちらの人にも何か伝わったのだとしたら、少しは自分の意図した話ができたのかもしれないとホッとしています。
自分の目標に向かって頑張っていきたいという感想はもちろん嬉しかったですし、迷っていてもいいと思えて安心した、これから時間をかけてやりたいことを見つけていきたい、という意見を書いてもらえたことも同じくらい嬉しかったです。
今回の経験は、自分自身の仕事に対する考えを整理するうえで非常に有意義でした。
そして、後輩である高校生(私の時代より随分優秀ですが…)の真剣な眼差しからもたくさん刺激を受けました。
そういえば、焼鳥屋さんでの御縁からこの話をくださった先生のお名前も「シゲキ」さんでした。
貴重な機会を与えていただき、有難うございました!!
スミマセン、こんなオチで大丈夫でしょうか!?
長くなったので、今日はこれくらいで。
貴志 泰正