カテゴリー別アーカイブ: スタッフの日常

「二代目屋台骨」完成しました!!

貴志です。

かねてより製作過程をこのブログでもお伝えしておりました魚の骨の形をした変り種屋台(?)の「二代目屋台骨」が完成いたしました。

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「(初代)屋台骨」は宮崎県産の杉の普及・PR等のために行われていたデザインコンペ「杉コレクション」(審査委員長:内藤廣氏)の2012年のコンペティションにおいて、グランプリを受賞しています。

「二代目屋台骨」はこの「屋台骨」のデザインをベースに、家具デザイナー狩野新氏の協力・製作のもと分解可能な組立式にアレンジして製作したものです。

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また、前回は天板の高さが1mで固定されており、まさに立ち飲みにもってこいのサイズでオジサマへのウケは抜群だったのですが、小さな子供には魚の形を見られないという難点がありました。

今回は1mと70cmの2通りの高さで利用できるように考えました。

そして、それを可能にしてくれるのが「骨休め」と名づけた付属装置の存在です。

屋台骨を休ませて1mの高さにできますし、テーブルとして使える70cmの高さで利用する際には人が休める椅子になります。

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去る4月4日(土)、大阪は枚方市にあります家具町工房付近の野外にて、同じく「杉コレクション2012 in 宮崎」で入賞された屋台「ナガスギ」と、木工家賀來寿史氏による「つくれる屋台」とのコラボレーションが実現しました。

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心配されたお天気も奇跡的に持ちこたえ、屋台を囲んだ楽しいお花見になりました。

初めてお会いした方ともすぐに仲良くなれるから不思議です。

コミュニケーションを誘発する装置としての「屋台」の可能性を大いに感じました。

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さて、この「二代目屋台骨」ですが、今後はレンタルして各種イベント・お祭り等でご利用いただきたいと考えております。

ご興味を持たれた方は是非是非お問い合わせくださいませ。

(骨だけに身を削って製作費を捻出したので、どうか使ってください!!)

宜しくお願いいたします。

貴志 泰正

 

「二代目屋台骨」のレンタルに関するお問い合わせはこちらへ

TEL 06-6710-1100

FAX 06-6710-1110

E-mail mail@yatai-bone.com

担当者 ㈱貴志環境企画室 貴志泰正

URL http://www.yatai-bone.com/

facebook https://www.facebook.com/yataibone.since2012

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心斎橋にて…その2

貴志です。

先日、メガメディアコミュニケーションズさんへ伺った帰り道に心斎橋筋(アーケード)で中国からの観光客の若い女性に声をかけられました。

と言っても、逆ナンパではなく、一緒に来ていたお姉さんとはぐれてしまったとのこと。(あちらは英語で話しています。)

スマートフォンが電波を拾えないために連絡がとれないそうで、Wi-Fiを持っていないかと聞かれたものの私は持っておらず、どうやって連絡をとろうかということになりました。(あくまで、私の理解が正しければ、このような話をしています。)

しばし2人で悩んだ後、その女性から私のスマートフォン(iPhone)でSNSのfacebookを使わせてほしいとの提案があり、彼女のIDでログインしてお姉さんへ“H&M store entrance”で待っていますとのメッセージを送ることに成功しました。(中国のものと仕様が異なるのか操作しづらいようでしたので、私が彼女に言われた文字を打ち込みました。)

その後、無事に会えているとよいのですが…。

さて、後で冷静になって考えると、私のiPhoneにはテザリングという他の通信機器をインターネットに繋いで利用できるようにする機能がついていました。

英語で話されたことで焦ってしまい、何も思いつかなくなっておりました。

 

今回わかったことはいろいろありますが、

アジアの人と話す上でも英語は大切である。

英語で話されるととても焦る。

焦ると判断力が低下する。

といったところでしょうか。

そして、もうひとつ…。

街でよく声をかけられる。

なぜか旅行先でも道を尋ねられます。

 

貴志 泰正

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讃岐うどん、いただきました!!

貴志です。

本日もグルメブログをお届けします。

先日、「大和棟と大和塀のある古民家」にお邪魔したとき(3月9日のブログ参照)にお施主様からお土産をいただきました。

それが、この…

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讃岐うどんです!!

生じょうゆと大根おろしでいただくのがオススメだそうで、専用のお醤油が付いていました。

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いやあ、関西のうどんも美味しいですが、讃岐うどんはコシが違いますね!!

食べごたえがあって、とても美味しかったです。

おうどんのお刺身(?)とでも言えそうな贅沢な食感でありました。

素敵なお土産を有難うございました!!

 

貴志 泰正

 

本格手打うどん おか泉(せん)

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日本三大○○(高岡・富山観光記)

貴志です。

先日来お伝えしている偲ぶ会のあった21日(土)は富山県高岡市のホテルに泊まり、翌22日(日)は大阪に帰るまで束の間の高岡観光を楽しみました。(妻と息子も同行しておりました。)

 

まずは、日本三大仏(日本三大大仏?)の「高岡大仏」

奈良、鎌倉、高岡だそうです。(諸説あるようです。)

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続きまして、日本三大水濠公園「高岡古城公園」。

こちらも正確な確認はとれませんでしたが、江戸城、弘前城、高岡城が築城時の堀が現存している貴重な例だそうです。

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高岡城は加賀藩二代藩主前田利長により築城されたもので、設計は高山右近が行ったそうです。

石垣も400年前に築かれたまま残っているそうです。

お濠めぐり遊覧船に乗船して水上から眺めてきました。

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遊覧船の幟のイラストは高岡市の開町400周年記念マスコットキャラクターの「利長(としなが)くん」です。

 

午後から富山市の実家に帰っていた根塚くんと合流して、遅めのお昼ごはん。

富山らしいラーメンをということで、ブラックラーメンの元祖と言われている「大喜」の根塚店へ。

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残念ながら、根塚割引き(?)というシステムはないようで、通常の料金をお支払いしました。

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お味はとても美味しかったです。ほどよい塩辛さでゴハンが進みます。

ご馳走様でした。

腹ごしらえをして、一緒に車で大阪へ帰ってきました。

 

今回で富山へ行く用事は一段落してしまったのですが、まだまだ気になりながら見られていない名所がたくさんありますので、是非また訪れたいと思います。

 

貴志 泰正

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やってしまいました…。

貴志です。

3月中旬のイベントといえば、ホワイトデーですが…。

完全に忘れていました。

翌日の3月15日に気づきました。

ホワイトデーにはバレンタインデーにチョコレートをくれた義母が我が家に来てくれていたにもかかわらず…。

しまった…。

お義母さん、ごめんなさい。

 

今年は例年にない事情でバタバタしていましたので、誰からも責められることはなかったのですが…。

いやあ、今後は気をつけなければいけません。

ブログに書くことでホワイトデーの失態を白日のもとにさらしてしまったわけで、来年同じことをやってしまうと反省が嘘だったと思われそうでこわいです。

(正直なところ、今日一番書きたかったのは上の一文の言葉遊びです。もちろん反省はしています。)

 

貴志 泰正

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奈良ツアー1日目 (吉野)

貴志です。

この週末は、2日続けて奈良へ行ってまいりましたので、そのレポートです。

 

まず、7日(土)は「Re:吉野と暮らす会」さん主催の第4回吉野貯木まちあるきに。

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今回はワークショップや、飲食の出店、木の小物の販売、見学会など、盛りだくさんの内容で、あいにくの雨にもかかわらずたくさんの方が来られていました。

私も妻と息子の3人で遊びにいかせてもらったのですが、家族で来られている方が多くて、和やかな雰囲気でした。

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しかし、ふだん大阪で生活している私にとっては、街に当たり前のように大きな材木が置かれている様子を見るだけで興奮してしまいます。

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吉野中央木材さんの会社の裏にある「ちょぼくハウス」では、吉野杉の木桶で作られたお酒「百年杉」の試飲が行われていました。

あいにく車で行きましたので飲めなかったのですが、このお酒は杉の香りがしてとても美味しいんですよね。

息子が退屈するだろうと玉子形の桧がたくさん入ったプールを持ってきてもらったのですが、喜んで入っていたのは大人の私の方でして…。(ツボが刺激されて気持ちよかったです。)

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プールから出た息子はおもちゃに背を向け、お酒の試飲に参加(?)しておりました。

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このお酒、作られた年によってお味が違うそうで、飲み比べをされていました。

息子が自分が生まれた2013年製を薦めていたのかは不明ですが、木桶の違いという人間がコントロールできない部分で味が変わるというのは面白いですね。

不揃いな良さが忘れられがちな現代にあって、こういう物づくりは素敵だなと思いました。

 

15時からは雨の貯木を歩いて、阪口製材所さんが運営されているモデルハウス「吉野サロン」と「吉野STYLE」にお邪魔しました。

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全て吉野の木で作られているそうで、皆さん興味津々で見られていました。

私にとっても、設計の細かな工夫や配慮など勉強になることが多く、時間が足りないくらいでした。

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下の写真はキッチンの下で光があたらない部分とその他の部分を比較したものですが、日に焼けている部分の方が美しく感じました。

モデルハウスを案内をしてくださった阪口さんが、「経年変化(劣化)」ではなく「経年美化」だとおっしゃっていたのが印象に残りました。

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16時にちょぼくハウス完成記念の「餅まき」が行われ、イベントはお開き。

楽しくて、勉強になる吉野ツアーでした。

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お餅は翌朝美味しくいただきました。御馳走様でした。

 

貴志 泰正

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めろんぐみ

貴志です。

またまた変なタイトルですみません。

来年度から長男が入園する保育園の1歳児クラスの名前が「めろんぐみ」だそうです。

加茂紀和子氏・曽我部昌史氏・竹内昌義氏・マニュエル=タルディッツ氏の4人の建築家からなる「みかんぐみ」という有名な設計事務所がありますが、事務所名の由来はメンバーのお子さんが通っていた保育園のクラス名だそうです。

親しみやすくて覚えやすい名前ですよね。

みかんぐみウェブサイト

だからと言って、弊社が「めろんぐみ」に改称するわけではございません。

念のため。

 

貴志 泰正

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長男が保育園に入園します。

貴志です。

12月2日の投稿で、長男を来年度から保育園に預けられるだろうかという不安について書いていたのですが、先日(といっても、半月以上前ですが…。)通知がありまして、無事に希望していた保育園に入園できることになりました。

これで妻も安心して働けるので、ホッとしています。

また、妻が仕事を再開してから子守のために毎週通ってくれていた義母と、そのあおりで不自由をかけてしまった義父には感謝の気持ちでいっぱいです。

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さて、息子が通う保育園ですが、30年近く前に私が通っていた幼稚園が同じ場所に設置した保育園です。

昨年までは認定こども園として幼稚園と同じ学校法人が運営していたそうで(一般的な認可保育所は社会福祉法人の運営です。)、再来年度以降も保育園として運営を続けるのか認定こども園に戻るのかは未定だそうです。

共働きの家庭が増えた影響で定時以降も長時間子供を預かる幼稚園が増えていますし、制度と実態のバランスが難しい時期に来ていることをここ数年感じています。

認定こども園や保育園にシフトすることを考えておられる幼稚園もあるようですが、幼稚園と保育園では保育室や園庭の面積に関する基準が異なることから、園児を受け入れる建物も問題になることが多いです。

というわけで、身内の話をしていたつもりが結局建築に関する話になったところで、今日は筆を置きたい(キーボードから手を離したい)と思います。

 

貴志 泰正

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飛行機搭乗苦戦記

貴志です。

本日16日、宮崎より大阪へ帰ってまいりました。

エスカレーターの右側に立てるようになると、大阪に帰ってきたという実感が湧きます。

(日本では少数派のようですが、1970年に大阪で万博を開催したときに海外を参考に決めたルールらしく、国際的にはこちらが多数派らしいですよ!)

 

さて、大げさなタイトルをつけましたが、何のことはありません。

単に、飛行機に乗りなれていないので手間取る、戸惑う、というだけの話です。

1年前に飛行機で東京へ行った際、筆箱に入れていた建築模型製作用の大切なカッターナイフを空港で廃棄されました。

もちろんルールなので仕方がありません。

今回は、前回の経験を生かして、自宅にカッターナイフとハサミを置いて出かけたのですが、やらかせてくれた方がおられました。

一人だけしっかりと梱包され、VIP待遇で帰ってまいりました。

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はい、ピンセット様でした。

しかも、模型製作用ですので、先端が鋭利なんですよね。

検査官にまじまじと先端を見られて恥らっていたところ、「アウト!」の宣告。

出発までに時間があったので、検査済品として預けて運んでいただきました。

今度、飛行機に乗る際はピンセットも留守番組です。

 

貴志 泰正

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水彩色鉛筆

貴志です。

今日は休日らしく(?)、いつもと少し違う話題で「絵を描くこと」について。

(と言いながら、私も根塚くんも事務所に来てしまいましたが…。)

 

小さい頃はよく絵を描いて遊んでいましたし、上手かは別として学生時代は美術の授業は好きでした。

しかし、部活動のラグビーが楽しくなってグラウンドにいる時間が長くなるにつれ、絵を描く機会がなくなっていきました。

そして、大学時代にいざ絵を描こうと思ったときに手が動かなくなっていて、ショックを受けたことがあります。

この仕事を始めてからも、図面は昔のように手書きではなくCADになってしまっていますので、意識的に手を動かすことを習慣づけねば、と思っています。

かと言って日常的に時間をとるのはなかなか難しく、短時間でのスケッチをたまにやる程度なのですが…。

色彩感覚を養うためにスケッチに着色するとよいとある本で読み、チャレンジしようと思ったものの絵の具をパレットに出すのは面倒だし、かと言って色鉛筆やマーカーでは微妙な色が表現しづらいし…。

 

という葛藤のなかで、ずぼらな私が選択したのが「水彩色鉛筆」です。

そして、これまたずぼらなのですが、スケッチと同じアングルの写真をスマートフォンで撮っておき、後から着色することが多いです。

水彩色鉛筆はパレットが不要で、ウォーターブラシ(水筆)1本で着色できる手軽さが何より魅力です。

なかなか楽しいうえに、仕上がりが実際の実力より上手に見えることにも救われておりまして、少しずつでも継続させていきたいと考えています。

(と言いながら、自信がないので絵の写真は小さめで…。)

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貴志 泰正

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