月別アーカイブ: 2015年11月

宝塚市役所

貴志です。

先日、御相談を受けているお仕事の調査のため、宝塚市役所へ行ってきました。

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この庁舎の設計は著名な建築家 村野藤吾氏(1891-1984)によるものです。

村野氏は大阪を拠点に活動されたので、関西には氏の設計された建築が多くあります。

ちなみに、今年5月に先代の貴志雅樹を偲ぶ会の会場として利用させていただいた綿業会館は、村野氏が渡辺節建築事務所の所員だった時代に担当された建築で、現在は国の重要文化財に指定されています。

 

さて、宝塚市役所にはこれまでにも何度か訪れたことはあったのですが、改めて一般的な庁舎とは一味違う設計になっていることを体感しました。

というわけで、写真をどうぞ。

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もちろん本業の調査を終えたうえで、庁舎建築も堪能できるという贅沢な時間でした。

 

貴志 泰正

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「屋台骨」が「ウッドデザイン賞2015」を受賞しました。

本日、発表がありまして、弊社がデザインし、所有・管理しております変り種屋台屋台骨ウッドデザイン賞2015を受賞いたしました。

「ソーシャルデザイン部門」に応募していたのですが、審査委員会のご判断により、「ハートフルデザイン部門」での受賞が決まったそうです。

「屋台骨」は人が利用してこそ成り立つデザインだと考えておりますので、「ハートフル」だと評価していただけたことを大変嬉しく感じております。

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材料の木を育てることから始まり、製材、製作とアイデアを実際に形にするまでの過程で関わってくださった皆様に感謝いたします。
有難うございました。

 

株式会社 貴志環境企画室 主宰・代表取締役 貴志 泰正

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引越しコラムの第11回が掲載されました。

本年より引越し一括見積り・比較サイト「引越しAじぇんと」にて貴志泰正がコラムを執筆させていただいています。

第11回である今回のタイトルは、「渡り鳥の引越しから考える日本の住まい」です。

毎回やや強引な気もしていますが、「引越し」をキーワードに「建築」について普段考えていることを綴っています。

今回は渡り鳥を例に挙げることで、季節と住環境の関係について考えてみました。

ご覧いただけましたら幸いです。

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引越し一括見積り・比較サイト「引越しAじぇんと」のページ

引越しコラム第11回のページ

ライター貴志泰正の紹介ページ

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慰労会を開いていただきました。

貴志です。

昨晩は、現在2期工事が進行中の保育園さんから、7月に無事に1期工事が完了した御礼にと施工者と設計者を慰労会にご招待いただきました。

この保育園は、既存の園舎で保育を続けながら2年度にまたがって工事を行う計画となっており、長期間にわたってご不便をおかけしながら、このような機会を設けていただけたことは、大変有難いことと感激いたしております。

お酒を酌み交わす場ということもあり、普段のお打ち合わせではお聞きする機会のなかった趣味のお話など、先生方や施工会社の方々のこれまで知らなかった一面を知ることもでき、和やかに楽しく過ごさせていただきました。

話の流れから、結果的に全員の年齢がわかってしまったのは女性の先生方にはお気の毒でしたが…。

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このような場を設けていただいたから言うわけではございませんが、設計という仕事のやりがいを感じさせていただいた大変嬉しい時間でした。

本当に有難うございました。

 

2期工事はまだまだ始まったばかりですので、保育園の先生方や近隣の方々には今後もご不便をおかけいたしますが、週明けからまた気持ちを新たにいたしまして、無事に工事が進むよう監理業務にあたりたいと思います。

よい園舎ができるよう頑張ってまいりますので、引き続き宜しくお願いいたします。

 

貴志 泰正

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「森和彦展 だいちのこえ」に行ってきました。

貴志です。

今日の午後は、帝塚山のギャラリーDemeterで開催中の「森和彦展 だいちのこえ」に根塚くんと家族と一緒に行ってきました。

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森和彦さんは、名古屋市で制作活動をされている新進気鋭の陶芸家さんです。

陶芸家 森和彦さんのホームページ

 

森さんの個展には何度かお邪魔しているのですが、今回も素朴でありながらも気品のある森さんらしい作品がたくさん並んでいました。

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掛花用の花器は、ワイヤーブラシ(?)でテクスチャーを出されたもので、ここ最近はやられていなかった試みだそうです。(写真では伝わりにくくて、すみません。)

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初めて訪れた「ギャラリーDemeter」さんは、チンチン電車(阪堺電気軌道)の軌道に面した素敵なギャラリーでした。

あいにくの雨空でしたが、ギャラリー内から見える雨の景色もよかったです。

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美味しいお茶とお菓子をいただきながら、素敵な時間を過ごさせていただきました。

有難うございました。

 

貴志 泰正

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ダイアンが好きです。

貴志です。

普段の業務と関係ない話題で恐縮ですが…。

ダイアンが好きです。

 

あっ、芸人さんの話です。

「ダイアン」は、短大出身の西澤さんと本名は石村さんである津田さんによる、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する漫才コンビです。

最近特に好きなのは、西澤さん扮する「太秦の空き時間の人(岸大介さん)」と津田さんのギャグ「すぐ言う!!」です。

全国ネットのテレビ番組にもときどき出演していますし、芸人さんにはめちゃくちゃウケているのですが、関東の人には面白さが伝わりづらいのか、東京進出はせずに関西で活躍中です。

ファンとしてはもっと評価されてほしいと願う反面、ずっと関西の番組に出ていてほしいので、今の状態のままが嬉しいような複雑な心境です。

そうはいっても、2009年に第44回上方漫才大賞 新人賞を、2014年には第49回上方漫才大賞 奨励賞を受賞されるなど、数々の賞を受賞されていますので、業界内ではきっちりと評価されているようですね。

 

笑うことは心身によい影響があるはずですので、ダイアンのお二人には大変御世話になっています。

これからも応援していきたいです。

 

貴志 泰正

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「沸騰ワード10」建築業界特集 アート系幼稚園

 

貴志です。

建築業界の専門家として出演させていただいたバナナマンさんがメインを務める「業界×流行×ドキュメント」がテーマの業界リサーチバラエティー番組「沸騰ワード10が、私が住む関西でも放送されましたので、少しばかりその内容について書かせていただきます。

今回の放送で紹介された沸騰ワード”は次の4つ。

バンブー建築    

タニタ食堂のあるマンション

アート系幼稚園

味園ビル

この記事では、まだ触れられていなかったアート系幼稚園について書かせていただいて、このシリーズの区切りとさせていただきます。

 

さて、アート系幼稚園というネーミングですが、実は私自身にとっては聞きなれない言葉でした。

一般的に使われている言葉というよりは、今回の放送のために番組を制作されている方が考えられたネーミングかと思います。

芸術系の教育をする幼稚園かと誤解されそうな気もしますので、“デザイナーズ”といったフレーズに置きかえられるのかなとも思ったのですが、子供たちのアートな心を育む園舎という意味が込められているのかもしれません。

 

一方、VTRで紹介された園舎の設計を手がけられた幼児の城(株式会社日比野設計)さんについては、以前より存じ上げておりました。

弊社も幼稚園・保育園等の子供たちの施設の設計を現在進行形で手がけておりますので、設計事例集などもいくつか所有していまして、設計する際の参考にしています。

こどもたちの建築 building for children (弊社設計事例)

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「幼児の城」さんの設計事例は多くの本で見かけますし、近年特に数多く幼稚園舎・保育園舎を手がけておられる印象がありました。

今回、個人的に映像で園舎を観られて有難かったのは、作品集や事例集に掲載された写真ではわからない空間のつながりや広がりを感じることができたことです。

これまでの数多くの実績から蓄えられたノウハウが散りばめられており、大変勉強になりました。

有難うございました。

 

VTRのなかで調理室を子供たちが見られるようにすることで「食育」に力を入れておられた園舎がありましたが、弊社でも同様の事例がございますので、ご紹介させていただきます。

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東京都羽村市にある「富士みのり保育園」では、調理の様子を見られることや、4・5歳児用には専用のランチルームを設けるなど、成長に大切な「食」について興味を持ってもらうための試みに熱心に取り組んでおられます。

下の写真の右側の空間が調理室です。

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下の写真は、専用のランチルームです。

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また、この園舎では、「安全安心を徹底した見守り性が高い空間」として、2010年度のキッズデザイン賞を受賞しています。

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キッズデザイン賞のページ

富士みのり保育園の紹介ページ(弊社ホームページ)

 

幼稚園・保育園は、子供たちが初めて家の外で長い時間を過ごす場所です。

未来のある子供たちのために、安心で楽しく、ときに刺激的に過ごすことができる園舎を設計できるよう、取り組んでまいりたいと思います。

 

最後に、今回の放送で取り上げられた4つのテーマ(沸騰ワード)は、それぞれ興味深いものでした。

あまり専門家的なことはお話しできていませんでしたが、事前準備として関連する項目について調べたり、知識を整理するなど、大変貴重な機会になりました。

関係者の皆様、ご覧いただいた皆様に改めて御礼を申し上げます。

有難うございました。

 

貴志 泰正

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「沸騰ワード10」建築業界特集 タニタ食堂のあるマンション

 

貴志です。

建築業界の専門家として出演させていただいたバナナマンさんがメインを務める「業界×流行×ドキュメント」がテーマの業界リサーチバラエティー番組「沸騰ワード10」が、私が住む関西でも放送されましたので、少しばかりその内容について書かせていただきます。

今回の放送で紹介された“沸騰ワード”は次の4つ。

■バンブー建築

■タニタ食堂のあるマンション

■アート系幼稚園

■味園ビル

この記事では、昨日触れられなかったタニタ食堂のあるマンションについて書かせていただきます。

 

まず、タニタ食堂のあるマンションですが、大阪の千里(大阪府吹田市千里丘北)にあるとのことで、解説をするなら実際に見ておかなければと、休日のランチタイムに行ってきました。

運動や娯楽、宿泊、アウトドアなどを楽しめる多数の共用施設を有するひとつの街のような集合住宅群ザ・ミリカシティのなかに、このタニタ食堂は今年7月にオープンしたそうです。

案内板が出ていました。

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敷地内を少し歩くと、ありました!タニタ食堂!!

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入口に日替わり・週替わりメニューの案内が出ていました。

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建物内に入り、食券を購入します。

会員価格(お住まいの方?)より50円アップだったかと思いますが、このマンションの住人でなくても立ち寄れるのは嬉しいですね。

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この日の日替わりメニューは、「鶏肉のなめこおろし煮定食」です!

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食堂内の様子を少しばかりご紹介。

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番組を収録するスタジオ内でも、実際に体験してきたことをお話ししたところ、「住んでいなくてもいけるんだ~!」と興味深く、聞いてくださいました。

お友達や親戚が遊びに来たときなんかに利用できるのはいいですね。

(※なぜそのあたりのやりとりがカットされていたかは、時間の都合もあるでしょうが、私が食い意地が張っているからだと思われます。ご興味がおありの方は直接お問い合わせくださいませ。)

 

そして、関連する事例としてスタジオでのやりとりのなかでご紹介させていただいた食堂付きアパート」(設計:仲建築設計スタジオですが、これについては事前の打合せの中で私の方からご提案した内容でしたので、採用していただけて大変嬉しかったです。

グッドデザイン賞の「食堂付きアパートの紹介ページ

雑誌でこの建築を知ったときに、ソフト面について今日的な見事な回答を出されていることに感銘を受けました。

私の力不足で、放送ではこの建築の魅力や価値を伝え切れていませんので、上記のリンクから詳細をお読みいただけましたら幸いです。

一方的に存じ上げていただけで、設計者の仲俊治氏とは面識はなかったのですが、今回畏れ多くもコメントさせていただいたことをお伝えしたところ、ご理解いただき、快く承諾してくださったことは大変有難いことでした。

心より感謝申し上げます。

 

少し長くなってしまいましたので、アート系幼稚園のお話は、また明日にでも。

 

貴志 泰正

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「沸騰ワード10」建築業界特集 バンブー建築×味園ビル!?

 

貴志です。

建築業界の専門家として出演させていただいたバナナマンさんがメインを務める「業界×流行×ドキュメント」がテーマの業界リサーチバラエティー番組「沸騰ワード10」が、私が住む関西でも放送されましたので、少しばかりその内容について書かせていただきます。

今回の放送で紹介された“沸騰ワード”は次の4つ。

■バンブー建築

■タニタ食堂のあるマンション

■アート系幼稚園

■味園ビル

残りの2つについては改めて触れさせていただくとしまして、この記事では、バンブー建築と味園ビルについて記します。

 

番組冒頭のVTRで紹介されていたバンブー建築は、「IBUKU(イブク)」という設計者と施工者の集団によってつくられたバリ島にある「Green School(グリーンスクール)」という学校です。

竹を構造体として建てられた3階建の建築は圧巻でしたね!!

残念ながら、日本の現行の法令では同様の建築を実現することは難しく、東日本大震災の際に宮城県気仙沼市に現地の竹を利用してつくられた集会所「竹の会所」は、期間限定の仮設建築物として申請が認められたそうです。

 

また、4つ目の沸騰ワードとして紹介された味園ビルは、番組でもお話ししたように、初代オーナーの志井銀次郎氏の設計で社内につくられた工作部が施工した建築だそうで、なかなか今の時代では同じようなプロセスでの建築は難しいのかもしれません。

この建築が持つ独特の混沌としたエネルギー溢れる不思議な魅力はそんなところから来ているような気がしています。

大阪らしい建築として、今後も愛され、守られていくことを願っています。

 

さて、上記の通り、現代の日本では実現が難しい2つの建築が番組内で奇跡の共演を果たしたわけですが、番組に先立つこと3年、なんと私の目の前でバンブー建築と味園ビルは初めてのコラボレーションを実現させていたのでした!!

それがこちら。

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日本的な最小規模のバンブー建築こと夏の風物詩、流しそうめん@大宴会場味園です。

(協力 : WNA 世界ながしそうめん協会

番組でもご紹介いただいた結婚披露パーティーにおいて、味園ビル大宴会場にて出席者に流しそうめんを振舞うパフォーマンスをさせていただきました。

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ちょうど参加者全員が素麺を食べたころ、恐れていたことが起こりました。

ジャバーン!!

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集合写真で手前に新聞紙があるのはそのためです。(味園さん、ごめんなさい。)

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番組もこの記事も、専門的な解説ではなく自分の話で終わらせてしまい、失礼いたしました。

 

貴志 泰正

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電話対応についてのお詫び

 

本日9日(月)より11日(水)まで根塚が遠方へ出張しており、貴志も時間によって外出の予定がございます。

事務所に不在の場合、貴志の携帯電話へ転送されますのでお話しいただけますが、時間によってはお電話をとれない場合があるかもしれません。

そのような場合は、折り返しご連絡させていただきますので、何卒御容赦くださいませ。

勝手なことでご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。

 

株式会社 貴志環境企画室

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