貴志です。
先日、狩野新アトリエさんへ製作中の「屋台骨」を見にいってまいりました。
「屋台骨」の完成イメージはこちらです。
吉野杉の各パーツが形になってきていていました。
きれいな木目です。
どの部分かおわかりになるでしょうか?
4月4日(土)に完成お披露目会(兼お花見)を開催させていただくことが決定いたしました。
詳細は改めてお伝えいたしますので、お楽しみに。
貴志 泰正
貴志です。
先月下旬からバタバタとした日々を過ごしておりましたが、ようやく少しずつ落ち着きつつあります。
御迷惑をおかけした皆様、申し訳ありませんでした。
できることから取り組んでまいりますので、何卒宜しくお願いいたします。
というわけで、先月末からお待ちいただいていた「二代目屋台骨」の打合せに狩野新さんのアトリエに行ってまいりました。
宝塚市の高台にあるアトリエは海や阪神間の街が見渡せる抜群のロケーションでした。
少し移動すれば、弊社から近いあべのハルカスや京セラドームも見えるそうです。
今までの打合せは来ていただくばかりでしたので、事務所と工房を見せていただくのも初めてでした。
材料や工具に囲まれた職場は狩野さんらしい優しい素敵な空間で居心地がよく、ついつい脱線していろんなお話をしてしまいました。
さて、本題の「二代目屋台骨」についてですが、図面とCGをもとに狩野さんから再度作り方や寸法についての御説明を受けました。
問題点への対策や方針を確認して、製作前の打合せは完了!!
今月末より製作にかかっていただく運びとなりそうです。
お披露目の時期としてお花見を目標に設定しましたが、開花の時期って昔より早くなっていますね…。
狩野さん、タイトなスケジュールで申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします!!
貴志 泰正
屋台骨を製作してくださる「狩野新アトリエ」さんのホームページ
貴志です。
今日は少し宣伝をさせてください。
2年前の2012年、「杉コレクション」という宮崎県(杉の生産量日本一!)で行われている杉を使ったデザインコンペに応募し、幸運にもグランプリという栄誉ある賞をいただくことができました。
「杉コレクション」のスギい(すごい)ところはたくさんあるのですが、入選作は実物を作ってもらったうえで最終審査を行うことがそのひとつで、審査当日はとても盛り上がりました。
また、審査員の先生方が大変豪華でして、建築家の内藤廣審査員長をはじめ、篠原修氏、川上元美氏、南雲勝志氏といった土木やプロダクトなど各分野のデザインをリードしてきた方々が集う贅沢な場でした。
私が参加した年の課題は、宮崎県産の杉で「屋台」をつくるというもの。
メインテーマは 「みんなが笑顔になれる場所」
作品テーマは 「ひとりじゃ、ヤタイ!」
応募要項を読むだけで楽しそうなこのコンペに私もダジャレで挑みました。
それが、「屋台骨」と名づけた魚の骨の形をした屋台です。
最終審査後の懇親会では入選作の屋台を利用してお酒を飲む予定だったらしいのですが、あいにくの雨天により屋内の会場に変更になったそうです。
というわけで、めちゃくちゃ楽しかった宮崎での唯一の心残りが、この「屋台骨」で飲むことでした。
前置きが長くなりました…。
動機が不純かもしれませんが、関西で、「屋台骨」を作ります!!
反省点もふまえ、改良を加えた組立式の二代目を計画しています。
イベント、お祭りなどの場での利用を目指し、要望があればレンタルできるシステムも作りたいと考えています。
そして、二代目屋台骨の製作に協力してくださる強力なパートナーを御紹介します。
兵庫県宝塚市で家具工房を営まれている狩野新さんです。
狩野さんは第1回の杉コレクションのグランプリ受賞者で、受賞作のベンチ「スギナミキ」はJR九州日向市駅のホームに設置されています。
ご自身でデザインも製作もできるというスーパーマン的な方です。
一昨年の「杉コレクション」へ運よく参加できたことをきっかけに、地元関西でもたくさんのつながりが生まれまして、素晴らしい御縁の数々に感謝しております。
本来、「杉コレクション」は日本の林業の閉塞状況からの突破口として、また、宮崎県産の杉の魅力を県内外へアピールして木材資源の有効利用を促すために始まったものかと思います。
私のやろうとしている活動がその延長線上にあるのかは、自信のないところです。
ただ、このデザインで人が集まる楽しさや杉の魅力を少しでも伝えることができれば嬉しく思います。
製作段階から情報を発信していきたいと思いますので、ご覧いただけましたら幸いです。
「屋台骨」ホームページ http://www.yatai-bone.com/
「屋台骨」facebookページ https://www.facebook.com/yataibone.since2012
貴志 泰正