連日、偲ぶ会の話題で申し訳ありません。
会場正面の献花台後方の遺影・コンクリートブロックを積んだ花器・生け花についてご紹介させてください。
遺影・花器のデザインは事務所OBの協力によるものです。
幅5メートル、高さ3.9メートルという大きな垂幕の遺影は、貴志雅樹の高校時代の同級生でインクジェットプリントによる広告制作を手がけておられる株式会社ビーアンドピーの和田山英一社長の御厚意により御提供いただきました。
和田山様、社員の皆様に心より御礼を申し上げます。有難うございました。
全身が写った貴志雅樹の写真は、2008年10月に富山県高岡市で行われました金屋町楽市の際の姿です。(当時59歳)
撮影者は富山大学芸術文化学部で現在学部長を務めておられます武山良三先生です。
武山先生、素敵な写真を有難うございました。
また、写真の背景は故人の設計による「レストラン LATOUR」の壁の一部です。
花器はコンクリートブロックを積み上げたもので、事務所OBの深江康之によるデザインです。
生け花は貴志雅樹の次男で華道香山流の家元である貴志侑正(きし ゆうせい)によるものです。
各テーブルの中央に置かれた花も彼の手によります。
手前味噌ではございますが、建築家貴志雅樹らしい「しつらえ」になったのではと考えております。
改めまして、お越しいただきました皆様、有難うございました。