今日はある保育園の園長先生の言葉が心に残りました。
「現場の保育士さんの意見はできるだけ取り入れたいと思っているんです。職場に不満があると、それが子供たちに対して出てしまいますから。それは子供たちにとって良くないんです。」
「放任で、何もしていないだけなんですけどね。」とおっしゃっていましたが、照れ隠しでしょう。
家庭で子供に接するときもそうでしょうし、異なる分野の仕事をするうえでも当てはまる言葉だなと思いました。
簡単そうで実は難しい大切なことを教えていただいた気がしました。
貴志泰正
今日はある保育園の園長先生の言葉が心に残りました。
「現場の保育士さんの意見はできるだけ取り入れたいと思っているんです。職場に不満があると、それが子供たちに対して出てしまいますから。それは子供たちにとって良くないんです。」
「放任で、何もしていないだけなんですけどね。」とおっしゃっていましたが、照れ隠しでしょう。
家庭で子供に接するときもそうでしょうし、異なる分野の仕事をするうえでも当てはまる言葉だなと思いました。
簡単そうで実は難しい大切なことを教えていただいた気がしました。
貴志泰正
先日 「木津の庄 コミュニティセンター+公園」がグッドデザイン賞をいただきましたがこの物件で考えたことを今回、書きたいと思います。
この公民館は最終的に200世帯ほど入る新興住宅地に計画しました。
(以下、グッドデザイン賞概要文章)
新興住宅地では、家族以外の人が住み始めてからお付き合いをする相手になります。
そこでこの公民館では、従来の住宅地にありがちな必要最低限の面積の公園や素っ気無い公民館ではなく、住人が普段使いで集まり交流したくなる公民館と公園を計画しました。
公園をできるだけオープンにして、センターと公園を視覚的にも空間的にも連続させ、センター内の活動を公園の外からでもわかるようにすることで、何気なく訪れても興味のあるイベントであればそのまま参加できるといった交流のきっかけを作れます。
また、公園で遊んでいる子どもたちを内部や外部テラスから見守れ、テーブルを囲みながら安心してお母さん同士の交流が持てるようになっています。
日常的に使うことはもちろんのこと、納涼祭を公園で開催しながら公民館内部で休憩をしたり、親子向けの料理教室、町内会を開きながら、公園で遊ぶ子どもを視認を容易に、まだ幼い子どもは和室にて見守ることができます。
この公民館では部屋の使い方を決めていません。様々な大きさの部屋が屋根の形状によって緩やかに分けられているため、少人数から大人数まで多用途、多目的な使い方を可能としています。
「公民館は地域の会合を行う場所」というような既存のイメージを無くし、「公民館は地域の繋がりを育む多用途な場所」というイメージがこの住宅地だけではなく、より多くの地域に伝わっていけばより良い地域環境が生まれるのではないかと思っています。
根塚
「木津の庄コミュニティセンター+公園」が2014年度のグッドデザイン賞(分類:公共用の空間・建築・施設)に選出されました。
弊社からは貴志雅樹がディレクター・デザイナー、根塚陽己がデザイナーとして受賞いたしました。
こんにちは、貴志環境企画室です。
突然ですが、“blog” 始めます。
今後、弊社からのお知らせやスタッフの日々の気づきなどをお伝えしていけたらと考えております。
お気軽にご意見をいただけましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。