Terraced Playground
2016

 

所在地 大阪府
用途 保育園
構造 鉄骨造
規模 地上4階
 
 
計画地は北側は比較的交通量の多い通りに面し、南側に住宅が立ち並ぶ三角形の土地である。
要求される規模を実現するためには4階建となってしまうため、近隣の住宅のスケールから逸脱してしまう。また、周囲に対して積極的に開きにくい敷地環境のなかで、大きな園庭を確保しなければならなかった。
 
これらの問題を解決するために、内部でありながら外部とより密接につながる保育室、そして要求される規模を満たしつつ建築をできる限り小さく見せることが必要だと考えた。
 
そこで、我々はバルコニーの園庭と一体となった保育室をイメージした。年齢の近い子どもの保育室を可動間仕切りとし、バルコニーの腰壁を室内まで連続させることで、複数の保育室と園庭を同一空間とした。
各階のバルコニーは4m張り出しながらも、上階にいくにつれて2mずつセットバックすることで周囲への建物のボリューム感を和らげた。
また、敷地内の塀もバルコニーと同一の作り方・仕上げとすることで外構と建築の一体感を作り出した。
 
都市の中で非日常的なスケールで外部を感じながら過ごせる大らかな保育園を目指した。