こどもの目線

貴志です。

今日は「こどもの目線」について書いてみます。

今回書きたいのは、「立場」という意味での目線ではなく、身体的な目の位置、「視線の高さ」の話です。

 

先日、家族で買い物に行った際、1歳の息子から一番下の段に置かれていた商品を手渡されました。

初めて見る商品だったので、なかなか面白いものを見つけてきたなあと思ったのですが、それは私には見えていなかった商品でした。

当たり前のことですが、息子と私ではまったく目に飛び込んでくる商品が違うことを再認識しました。

もちろんお店の方はそういったことも考慮されたうえで陳列される場所を決めておられるのでしょうが…。

 

他にも家に帰って、目線の高さの違いを感じることがあります。

大人は机を上から見下ろして、机上に置かれた物を見ますが、机とほぼ同じ身長の息子にとっては、机の裏側や下のスペースが興味の対象になります。

 

些細なことかもしれませんし、誰もが知っていることかもしれませんが、こういった気づきをこどもの施設を設計する際のヒントにしていければと考えています。

 

貴志 泰正

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